水はどんどんふえてくる
健二は、走りながら必死に考えた。
時間を秒、水の深さをpとして、比例する関係を式に表わしていくと
水の深さ=20×時間 ということになる。
それを x と y を使った式であらわすと、
水の深さが y で、え−と時間が x で、 それで
y =20× xになる。
と、健二は考えた。
「ひらめいた。 y = 決まった数 × x だ。これでどんな問題も解いて
いけるぞ。これが比例する関係を表わす式なんだ。」
「つまりこの水は、10秒でいっぱいになるのだ。」
もう胸の辺りまで水が来ている。健二の手が出口に届いた。そこに手をかけよじ登
って、向こう側にはいりこんだ。
問題 比例の式を考えてみよう
補充問題
1) 1本60円の鉛筆を買うときの本数と代金
@ あいているところに数字を入れましょう。
A 比例する関係を式で表わしましょう。
本数(本) |
1 | 2 |
| 4 |
| 6 |
代金(円) |
| |
180 | |
300 | |
2) 分速70mで歩くとき、歩いた時間と道のり
@ あいているところに数字を入れましょう。
A 比例する関係を式で表わしましょう。
時間 (分) |
1 | 2 |
3 | |
5 | 6 |
道のり(m) |
70 | |
| 280 |
| |
3) 1mあたり120グラムの針金の長さと重さ
@ あいているところに数字を入れましょう。
A 比例する関係を式で表わしましょう。
針金の長さ (m) |
1 | 1.5 |
2 | |
3 | 3.5 |
重さ(グラム) |
120 | |
240 | |
360 | |
4) 鉄の体積と重さ
@ あいているところに数字を入れましょう。
A 比例する関係を式で表わしましょう。
鉄の体積( ) |
2 | 3 |
4 | 5 |
重さ(グラム) |
15.6 | |
31.2 | |