image036..jpg 水はどんどんふえてくる

 健二は、走りながら必死に考えた。
 時間を秒、水の深さをpとして、比例する関係を式に表わしていくと
  水の深さ=20×時間 ということになる。
  それを  と  を使った式であらわすと、
  水の深さが  で、え−と時間が  で、 それで
         =20× になる。
 と、健二は考えた。
 「ひらめいた。  = 決まった数 ×    だ。これでどんな問題も解いて いけるぞ。これが比例する関係を表わす式なんだ。」
 「つまりこの水は、10秒でいっぱいになるのだ。」
 もう胸の辺りまで水が来ている。健二の手が出口に届いた。そこに手をかけよじ登 って、向こう側にはいりこんだ。

   問題  比例の式を考えてみよう




補充問題
 1) 1本60円の鉛筆を買うときの本数と代金
  @ あいているところに数字を入れましょう。
  A 比例する関係を式で表わしましょう。
本数(本)   1  2   4  
代金(円)       180   300  

   式     =     



 2) 分速70mで歩くとき、歩いた時間と道のり
  @ あいているところに数字を入れましょう。
  A 比例する関係を式で表わしましょう。
時間  (分)  1 2   
道のり(m) 70   280   

   式     =     



 3) 1mあたり120グラムの針金の長さと重さ
  @ あいているところに数字を入れましょう。
  A 比例する関係を式で表わしましょう。
針金の長さ (m)  1 1.5    3.5
重さ(グラム) 120   240   360  

   式     =     



 4) 鉄の体積と重さ
  @ あいているところに数字を入れましょう。
  A 比例する関係を式で表わしましょう。
鉄の体積( )  2 3  5
重さ(グラム) 15.6   31.2  

   式     =     



前のページにもどる       算数紹介ページにまでもどる      

次のページにすすむ       教育と子育ての広場にまで一気にもどる