BAりで、BAイクで、BUらぶら

家族初の海外旅行!
2才になったばかりのミドが、どう出るかでこの旅行の明暗は分かれる。
パパとしては、自分の時間を1日だけもらって、何とかバイクで小旅行に出たいともくろむ。
今回、仕事場の仲良し御一行と言う関係で、バリの友人の現地バイクを借りられるという
この手を逃す手はないでしょう!
と言うことで、1999年7月30日ノストラダマスの予言を気にしつつ、機上の人となる。



8月5日
奥さんと、子供がクルーズツアーに出た。
昨日、一日ミドのおもりをして、今日一人の自由時間を作った。
バイクは、現地仕様の100��のカブ、スポーツ用のマフラーとショックを交換してある。
このバイクを貸してくれた、バリ人「グス」が、このバイクに乗ってたら、誰が見ても現地の人だよ、 言ってくれる。
このバイクの持ち主、グスは観光船専属のライフセーバー 日本語ぺらぺらの気のいい男だ。

この国の道路事情は、まさしく東南アジアのそれであります。
でもタイよりは紳士的かな?
左側通行の右ハンドルで日本と同じで、バイクの数が圧倒的に多い。信号はあまりない、交通法規があるとすれば、「自分の身は自分で守る」
9時半に、常宿のあるクタを出発、すぐ次の町バリの中心地デンパザールに入る。
目的地はなく、ただ田舎に行ければいいと、 とりあえず北に向かいバリ島最北端に行けることが出来ればいいなと、一番わかりやすい道を選んでどんどん進むが、 一方通行やロータリーがいくつかあったり、今着た道をまっすぐまた逆方向に帰ると、 言うような単純な方法は、とれなくなった。
しかし、看板はちゃんとローマ字で書いてあるので、自分がどの方向に行こうとしているのかぐらいは、 わかる。
ただ、行きたいところに、スムーズに進めないと言うだけだ。
そんなことなら、この道をひたすら進んでいけばどこかの田舎にはいくだろう、 もし迷子になっても、おしゃべり好きなバリの人に聞けばいい。
デンパザールの何個目かの赤信号かで、走り出した、そしたらバイクの挙動が変! タイヤを見るとパンクだ!ぎょぎょ〜
まさか!まさかこんなところまで、タイヤウエルドや、タイヤパンク修理キットなんて持ってきていないよう〜
でもこの国にはたくさん、バイク修理屋があるので、そこを見つけてなんとか直してもらおう。 とりあえず押して歩けば、そのうちあるかな。
幸いここは、砂漠ではない。
ちょっと横道入り、うろうろしていたら、男の人がインドネシア語で(たぶん)どうした? 聞いてくる。
「FIX!FIX!」とリアタイヤ指すと、それなら「そこ行って曲がれ」と言う感じで方角をさした。 ほんとに角を曲がると、小さいバイク修理屋があった。
FIX!FIX!と言ってパンクしたタイヤを見せる。
小僧が僕のバイクを押して中に入れて直そうとするが、こちらとしては、一応助かったのだけど、 ここでぼられれば、また大変。直してもらう前に値段の確認だけしてはしておかなくては。
タイヤ指さして、「ハウマッチ ハウマッチ」と聞くが、何か変な顔して、何いってんの?
笑ったり、怪訝そうな顔する。どうも言葉が通じないみたい。
こうなりゃと、タイヤ外して、チューブ引っぱり出し、パッチ貼って、と一通り作業のゼスチャーをして、 ハウマッチ?とやったら、客で来ていた若い男が、なにやら店の親父としゃべり、こっちに話しかけた。
チューブに一本指さして、「トゥータウザン」と言う「えっ!2千ルピア40円?!!」
「オッケー オッケー」
バイク屋は、手際よくチューブを外し、穴の確認。
親父が2個穴があった!とこっちに見せる。
こんなに安いなら、1個でも10個でもオッケーですよ。
穴はどうして塞ぐかというと、大きな専用台にチューブをセットして、下側から大きな火であぶりながら、さらに上側から万力でチューブと何かを密着させていた。
20分ほどで、修理完了、2個の穴で、4000ルピー約80円!
油まみれの親父にしわくちゃの2千ルピーをにこにこ顔で2枚渡す。
最初に、りきんでハウマッチハウマッチ!と叫んでいた自分が恥ずかし〜い。
再び、デンパザールの町に突入、ベスパ専門レストア屋など興味深い店を横目に、 どんどん進む。
少しずつ、道沿いの店が減り、いい感じの田舎道へ。
トラックの割合が多くなる。
30年前?ぐらいの、丸い顔のベンツトラックも煙を吐いて、ガンガン走っている。
しかし、上り坂にはいると、とたんにスピードが落ちる。
すごい臭い排気ガス!そして何でこんなに臭い!燃料の質も悪いのかしらん?
しかし、どこ行っても何かの店がどこかにあるので、不安になることは全然ない。
信号はないし、渋滞もないので、車の流れに乗って淡々とどこかに進む。
そのうち昼になり、峠の雑貨屋で昼飯。
何か食べるモノ探すが、なさそうなので適当なおやつと冷えてないコーラで済ます。
ここも英語が通じない。
いくら払ったらいいかわからないので、手持ちのお金の中から取ってもらった。
ほんとはこのやり方は、あんまり好きではないんだけど、、。
5000ルピーだった。(約100円)ちょっと高い?!ぼられた?!考えすぎ?
ついにここがどこか、地図を出して聞いてみる。
そしたら、おばあちゃんや、娘もいるのに「わからない!」と手を振る えぇ〜あんたらがわからんかったら、僕が分かるわけないやんか!?
だいたいでいいから、教えてくれ、バリ島全部の地図を見せてお願いするが、 ただみんなで笑うだけ。
そして「マリ・リーン」と言う「えっ?マリリーン?」ここの名前所らしいけど、、、 マリリーンは、やっぱ本田実奈子でしょう。

つづく




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