カブ2000
2000年問題と言えば、…
僕の2000年問題と言えば、何に乗って宗谷で行くかでした。
秋頃に、フリマで出会った人から、前から欲しかった古いカブC105(昭和36ー38年式?55CC)を手に入れる。
メインはこれに決めるが、さてトランポをどうするか、
縁の下の力持ち、これも結構重要です。
今の足車は、2WDーFRのタウンエース。
冬の北海道を走る車としては、ちょっと頼りないけど、
しかたない。
今回は子ども(みどり♀)も2歳になったので何とかつれて行けそう。
バイクに僕が乗っているあいだは、奥さん(奈津子)に運転をまかせなくてはならないのが少し心配だが、信頼する。
26日、舞鶴港出発。
揺れなし。
28日午前4時すぎ小樽港入港。
雪は少な目。
天気は、なんと小雨。
バイクは、とりあえずお預け。
北海道で、一番やっかいな天候が、雨なのだ。
雪の装備では、水には歯が立たない。
車で移動。
路面はべしょべしょ。
小平まで移動。
昼からスノボ「イヤッホー」
29日
曇り時々晴
気温 1度くらい
昨日の雨はやみ、雲の中から切れ切れ青空も見える。
小平のゆったり館を11時出発。
テレビでネプチューンのコントをやっていて、なかなか出られなかった。
気になる国道のコンディションは、路肩は氷が残っているものの、
車線は、ドライか、もしくは濡れている状態。
バイクにとっては、絶好の状態。
このままなら距離を稼げるぞ。
自慢じゃないが、こちとらノーマルタイヤ。
サポートカーとは、無線で交信できるようにしてある。
いくら道のコンディションがいいと言っても、40年近く前の、
ポンコツバイク、時速はいいとこ40キロ、びゅんびゅん車に抜かされる。
10分ほどして、早速休憩しているところに、
反対方向より、オフロードバイク、仲間だ!
手を振る。
俺は、地元のカブおじさんではありません。
海沿いの国道、早速雪の花が舞う!
まっすぐの道!
来た来た今年も!
レッグシールドのおかげで、足元も寒くない!
さすがだ、世界のカブ!
さあ、これから約200キロの道のり、がんばってくれよ!
しかし、何にもない景色。
これがいいのだ!
車からバイクを降ろし、わざわざ寒い思いして、ツーリング、
2歳半のミドちゃんは、助手席でグーグー寝てる。うちの奥さんは、
けなげに、運転。
全くの幸せ者です。
海沿いに、放置された、トラック。
自分の同じ車で、通る度に気にしていて、止まって確認。
1年毎に少しづつ朽ち果てる様を、確認。
これにより自分の、車の防錆対策を練るのだ。
ここで止まる時に、路肩の氷の上でスリップ転倒。
今回始めての転倒。
時々、車と無線連絡で合流して、休憩。
時々アフターファイヤーを起こす。
アイシングの対策をとってないからか。
それともキャブの整備不良か?
何しろこのカブにちゃんと乗ってないので、今回ぶっつけ本番みたいなもの。
坂道では力無く、2速に落とす。
寒さでか、スピードメータケーブル付近で、「グワグワ・・・・」
と異音がする。
出発前の整備で、ケーブルはグリスアップしてきたのに。
どうもメーターの中のよう。
昼飯の為に、遠別の道の駅に着いたのが、3時。
後1時間ほどで、暗くなる。
天塩の市街地で、車が道に迷い、無線で誘導。
しかしこんな所で、迷うなよなあ。
今日中には、稚内までには、無理だなあ。
夜の走行は、6ボルトのヘッドランプでは、ブラックバーンどころか、
アイスバーンさえも、良く見えない。
おまけに、ライトは明後日の方向いている。
そんな訳で、サロベツのトイレ付駐車場で、車中泊。
トイレの施設が行き届いているので、ドリップコーヒーを作る。
寒い体に、しみゆく。
ミドは、広いきれいなトイレで、ハッスルして喜ぶ。
トイレ利用の人に、思わずお客さんとして、「いらっしゃいませ」
と喫茶店として言ってしまいそうになる。
こんな施設、去年あったかなあ?
夜も長いので、豊富温泉で暖まりにいく。
「うー」体にしみいるいい温泉。
夜は、星も見え、天気予報もまずまずの模様。
車の中は温かく、問題なし。
29日
気温マイナス2度
風 微風
9時出発
今日は大好きな、サロベツ原野走行。
天気も良く、利尻富士を見ながら、30キロほどで走行。
メータのグワグワ音さえなければ、順調。
メーターが音ともに、針がめちゃくちゃ動く。
40ー100キロを激しく行ったり来たり。
しかしこのカブに、100キロの表示も、ちょっとやりすぎか?
北緯45度の看板を越える。
海はベタ凪。
両脇には、何もない景色。
まーすっぐの道がどこまでも続く。
あー来た来たここに!
今年もやってきました!
利尻富士も、青空にくっきり雄大な眺め。
天気も変わることなく、稚内に昼頃無事に到着。
稚内市街地は、圧雪、凸凹
無線機に気を取られて、2ー3回目の転倒。
ノシャップ岬が、公園になって位置も変わっていた。
とりあえず、稚内ドームにバイクを止める。
すでに、4台ほど集まってテント張っている。
ああやっと、仲間発見。
午後からは、急いでスノボの準備!
3時に終わるので、1時間ほどしかできなかったけど、、、。
駅前のビジネスホテル泊。
つづく!
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