植え方
ここの土壌は表面に約5cm程が黒ボクといわれる火山灰土で、その下には良く締まった褐色土です。
あまり良い土壌とは言えませんが、植えるときの注意としては、苗木の根が広がって伸びやすいように30cm四方、深さも30cmの穴を掘り、穴の底から10cm程度の高さに
良くほぐした土を盛り上げて、その上にポットから出したポット苗を置きます。
ポット苗の根元周りは良くほぐした土で埋め戻し、新しい根が伸びやすいようにします。その時、木くずや他の根を混ぜた土で埋め戻さないようにしなければなりません。
ある程度土砂で埋め戻したら根元を踏みしめておき、その上から土砂をかけて根元は少し高盛りにして、周りは少し溝になるように(雨水が集まりやすいように)します。
と、いう結構丁寧な植え方をしたので、二日目の昼過ぎまでかかりました。
問題点
いくら丁寧に植えても、ウサギやネズミによる食害を受ける可能性が非常に高いのです。
周囲にネットを張ったりして防護する事にしていますが、何処まで守られるかが問題です。
植栽区域の周囲は害を受けやすく、中央付近は残るだろうと予想されています。
それは、天敵(トビやイヌワシ、フクロウ等の猛禽類)がいるからです。
しかし、これらの鳥も住む環境が変化し減少しているため、何処まで効果があるのか?
自然の中の生態系というのは重要なことだなあと、こんなところにも感じます。
そんな作業の様子を見て下さい。
植樹地の遠望
上山高原の山頂です。右斜面は町有林のスギ林です。 | |
植え方指導
緑化センターのT研究員に植え方の見本を見せてもらっています。 | |
作 業
一日目の参加者は男ばかりで力強く?作業ができました。 | |
1日目の記念撮影
一日目の作業を終えて林道端まで下りてきたところで記念撮影。 | |
2日目の記念撮影
二日目は男手が減り二人の女性が参加してくれました。 | |
二人の記念撮影
2日目作業参加者の女性二人の記念撮影。 |