"Are you from 〜?"の活動
兵庫県豊岡市
谷口 裕
"Are you 〜?"の文型を学習したすぐあとの活動である。"Are you from 〜?"を用いた簡単なコミュニケーション活動("Human Bingo")を行ってみた。
<準備物>
ワークシート(PDFファイル)←クリック
あらかじめ、ワークシートの国名欄の国を1つ赤丸で囲んだものを生徒の人数分準備した。赤丸で囲んだ国は、生徒たち1人ひとりの出身国を表す。クラスの中で国に偏りがないように配慮した。
<説明1>
相手の出身国をたずねる活動です。
ワークシートの上の四角の欄には、国名が書いてあります。赤で囲んであるのが君たちの出身国です。
そして、国名を"Singapore","China","Mexico"...というように口頭練習した。
<説明2>
下のマスを見てください。マスの中に、それぞれ国名が書かれています。
教室の中を自由に歩いてパートナーを見つけてジャンケンをします。勝った人は相手に"Are you from 〜?"の表現を使って、相手に2回まで質問ができます。
ここで次の板書をし、口頭練習。
<板 書>
Are you from 〜?
Yes, I am. / No, I am not.
<説明3>
相手が"Yes, I am."と答えたら、そのマスのかっこに相手の名前を書きます。
縦横斜めのいずれか1列そろったら私のところへ来てください。
<指 示>
活動中は立ったままです。Everyone, stand up. はい、どうぞ。
約2分経過した頃から列がそろいはじめ、私のところへやって来るようになってきた。来た生徒にはステッカーをワークシートに貼ってやった。そして、さらに続けるように指示を出した。
約6分間の活動で、最高3列できた生徒がいた。
活動を終え、全員着席をしたあと、いくつのマスを埋めることができたかたずねた。たずね方は「カードゲーム−枚数のチェック法−」と同様のやり方で行った。最高12マスであった。
<留意点>
単純なやりとりであるため、全員参加が可能であった。しかし、生徒たちのやりとりを聞いていると、次のミスが観察された。
Are you The USA? ・・・・・・・・・・"from"の脱落。
Are you a from Mongolia?・・・・・不必要な不定冠詞の挿入。
コミュニケーションという立場で考えると、目くじらを立てるほどのミスではないのかも知れないが、やはり正しい英文をいえるようにしてやる必要はある。