発音記号の指導(2)


 「発音記号の指導」のところで、私の発音記号の指導の仕方を掲載している。その内容をサークル活動で報告し、仲間からいろいろな考えや意見をいただいた。そんな中での私の考えを付け加えておきたい。
指導のポイント
 1年生のうちにすべての発音記号を指導してしまう。
 1年生のうちは、生徒たちは恥ずかしがらずに、教師のモデルを真似ながら正しい発音で練習できる。この発達段階を大切に指導するのがよいと思う。
 また、1年生のうちに音声(個々の発音だけでなく、リズムも)を身につけさせるのが、語学教育としては自然であると思う。
私の考え
@ 特別正確なネイティヴ並の発音を要求すべきではない。ただし、基本を押さえる必要はある。
A フォニックスと組み合わせた指導をすればより効果的かも知れない。
B 発音記号がわかると、自分で英語を学習するとき(学生時代、社会人)に、学習の一助となる。そんな現在の、あるいは将来の学習手段の一つの道具として、はば広い視野でもって指導することが大切である。
                                               
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