"S+V+ how to 不定詞"の導入場面

兵庫県豊岡市
谷口 裕
 漢字で書かれた世界の地名を利用し、「疑問詞+to 不定詞」 の文型を、"how to _" で導入した。導入のやり方としては、「助動詞 can の導入場面(2)」と同じである。(ただし、今回はSTである。また、生徒の集団は別。)

<準備物>
・画用紙で作ったカード
「亜米利加」、「加奈陀」、「印度」、「比律賓」、「濠太剌利」、「欧羅巴」
<導入の流れ>
T: (「亜米利加」のカードを見せながら。)
  Can you read this?
Ss: アメリカ!
T: That's right. It's "アメリカ".
 同様に「加奈陀」についても行った。ここまでは、既習の"Can you _?"で行った。
T: (「印度」のカードを見せながら。)
  Do you know how to read this?
  Raise your hands.
 生徒を個人指名しながら答えさせた。
T: Next one is more difficult.
  (「比律賓」のカードを見せながら。)

  How about this?
  Do you know how to read this?
 挙手がなかった。ほとんどの生徒たちは熱心に考えているのであるが、わからない様子であった。"Please guess!"と言い、「ヒ」、「リツ」、「ヒン」と漢字1文字ずつを指さしながら読み上げてヒントを与えた。すると挙手が上がった。
 同様に、「濠太剌利」、「欧羅巴」も行った。
<板 書>
 Do you know how to read this?  how to _
 どうやって〜するのか
 (〜のやり方)
 「疑問詞+to 不定詞」の例として、"how to"のほか、"what to"、"when to"、"where to"についても、例文を提示するなどして指導した。

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