現在完了(完了・結果)の導入場面

兵庫県豊岡市
谷口 裕
 ALTとのTTでやるべきところ、都合によりできなかったため、生徒と導入時にTTを行った。生徒との打ち合わせは昼休みに簡単に行った。なお、この導入は「be going to の導入場面」と同類のものである。

<準備物>
@ペットボトル入りのウーロン茶 Aグラス(大きめのもの)
<導入の流れ>
(ペットボトルに入ったウーロン茶とグラスを手にして。)

教師: It’s very hot today.  Would you like something to drink?

A君: Yes, please.

(ウーロン茶をグラスに注いで。)

教師: Here you are.

A君: Thank you.

(A君がゆっくりとウーロン茶を飲み始める。)

教師: A-kun is going to drink oolong tea.

    A-kun is drinking oolong tea.

    A-kun has just drunk oolong tea.

   A君は今ウーロン茶を飲み終えました。

    A-kun has just drunk oolong tea.

(空っぽになったグラスを手に取り、生徒全体に見せながら。)

教師: コップの中にはもうお茶はありません。空っぽ!

<板 書>
 A-kun has just drunk oolong tea.  have[has] + 過去分詞
 〜したところ
 飲み終えて空っぽになったグラスを大げさに見せることにより、「今はもうお茶がない」というニュアンスを大げさに示した。そこに現在完了の意味がある。

 "Would you like something to drink? --- Yes, please." という表現は最近指導した事項である。指導したことは繰り返して使い、定着させたいものである。
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