新 年 の ご 挨 拶 状 [その Ⅲ]
[1991年 ~ 2000年]
ど (ド)ル高で米国の貿易赤字是正のためプラザ合意(’85年)で、な
ん (何)としても日・独は、米の国際収支の改善に協調した。因果
で 従来より対立する米国・ソ連は、世界の警察官を以って任じ、以来5ね
ん (年)これを境に米は世界最大の債務国になり、ソは一昨年その役割を
返 上した。その間日本は、世界最大の債権国となる。今国際政治で米国が
し (示)すことの出来る巨大な経済力はない。この現実は「世界最大
の アンバランス」と思う。トリプル・メリット(金利・原油安・円高)の
時 から、インフレ抑制の金利調整とイラクのクウエートへの侵攻で取って
代 り、ダブル高(原油・金利高)トリプル安(ドル・株・景気安)へと・・・・
。「日は、まだ高い」日本は、如何なる大海荒海に挑まされるやら・・・・・・・
景気はギリギリ「いざなぎ」まで保てるか? 本年モドーゾヨロシク
1991年 元 旦
ペレストロイカの創始者である ゴ ルバチョフは、1985年3月登場した。
外交面で新思考により なかでもマ ル タ会談で冷戦時代が終り、新しい
時代を向えた確認。固い物にヒ ビ が入った。全体主義から民主主義
へトレンドの変更・一連の行動がノ | ベル平和賞に輝き、歴史的な役割
を果した。が 時代の展開が読めず 波 に沈む。一方国内はバブルが弾け
一部の金融機関では架空預金証書が 乱 れ飛んでいた事の発覚・続発には、
呆然とした。同業に奉職するも の (者)にとっては、身の引き締まる
感慨で一杯です。198 6 年9月開始のガット新多角的貿易
交渉は、各国の不協和音の中で越 年 となる。もともと貿易の基本的な
方向は、周囲の国との交渉で決る「 余 の辞書には、不可能という言葉は
ない」と 言った人が居たと思います 。 本年モドーゾ
ヨロシク。
平 成 四 年 元 旦
クリントンのホワイトハウス入りは、内政重視のため保護ボー(貿)易主義
を指向するだろう。日本は、これまで一次二次の石油危機や円高不況等の悪環
境を見事に乗り切ったものダった。しかしイラクショック(?)を境にバブル
はホー(崩)壊し始め昨年は[複合不況]のなか「佐川」に始まり「佐川」を
終息仕切レなかった。経済活動や政治活動に右翼・暴力団が、関与している権
力の裏舞台を曝け出ス年にもなった。 本年は、低迷する景気の建て直しや、
多くの国民に信頼を失墜した政治の行方を 転化させる年にして貰いたい。
戦後47年間日・米は、文化面でどのように関ってきたのだろうか[社会治
安]の相違とだけで理解(会)したら良いであろうか?「フリーズ」の一言で
18歳の留学生射殺事件は衝撃だった。今後ボーダーレス化は進むことだろう
経済難民/エイズの蔓延/麻薬の広り等マイナス面は表面化しその行方は気になる!
本年もドーゾよろしくお願いします。 (タイトルは、ボーダレス化して入り乱れました)
1993 年 元 旦
バ (場)末まで浸透した今度の不況は、「金余り」が実力以上に土地やカ
ブ (株)を評価し、資産価格高騰を生み出した「資産インフレ」即ちバブ
ル 景気・円高景気が原因だと思う。この間の 円高
および ストック効果
後 の実物経済面での
[過剰生産]と それをもたらした[過剰投資]これ等が
遺 したものが、《複合不況》だ。国益をかけた
ウルグアイ・ラウンド交
症 (渉)の決着により、今後の世界の貿易の枠組みは新しい段階に入る。
脱 貿易黒字を目指した市場開放を指向して青息吐息のデフレ不況を一皮一
皮 はがして 無資源国日本は、世界のリーダーとして輸出立国を掲げて耐
へ (え)難きを耐えて つぎへの成長出発の元年となることを期待する。
本年も ドーゾヨロシクお願イ致シマス。
平 成 6 年 元
旦
戦 後の世界は、本当の武力衝突ではなく常に米・ソのスポンサーつきの紛
争 であった。社会主義と呼ばれる思想や理念は、1989年ベルリンの壁崩壊
と マルタ会談での冷戦終結宣言・1991年ソ連邦の終末で ソ連という世界
革 命の根拠地消滅で屋台骨を失う。即ち国境のない経済の時代に向っての
命 懸けの産みの苦しみ過程であった。20世紀は、社会主義に騙された期間
の 時代でもあった。人間に欲望のある限り世に紛争の種は絶えない。次の
時 代の世界対決は、経済力の競争により進行する。戦争(武力)主導型に
代 って経済主導型による世界紛争が起って来る。人間誰でも皆んなで
か
ぎりお互に幸福でありたい、不幸な原因を妥協と調整で出来うる限りへ
ら (減)したいと思っている。来る時代は如何るものであろうか?それは
平 和と安定の時代へ 向かうであろう。 本年もよろしく。
(タイトルは曲がります)
・・・・・本年還暦です。
(谷沢永一氏著書参考にする)
1995年 元 旦
『金 融機関は、破産しない。』『地価は、上昇し続ける。』という、神話は、
日 本経済にも適合しなかった。神話は崩れ、絶対ないかのように言われた
土 地価格の下落は、未だ続きそうだ。資産インフレの絶頂時に規制という
水 をかけられ景気は冷却した。実質を伴なわなかったあのバブル現象。
『月 満つれば即ち欠く』の諺のごとく現在企業は、この対処のために当分烈
火 の如くリストラクチャリングに懸命だ。若者の就職前線は氷河期とやら。
水 曜日の配列も狂いに狂い殿「しんがり」です。本年もヨロシクお願い致します。
平 成 8 年 元 旦
財 布は軽くなる。消費税アップと特別減税打ち切り・社会保険負担増加で。
政 府は、民業に目指す方向として、より付加価値の高い産業への転換の為、
構 えている規制の緩和と撤廃を進め環境整備が急務。財政再建は、今や構
造 的問題である。ポスト工業化・超高齢化社会への構造変化を理解しよう。
改 めて、日本の経済活力を失しないため世界に通用する仕組みへの構造変
革 へ企業も・一般庶民も真剣な取り組みが肝心である。このことは(素)
元 より官・民挙げての努力で成し遂げられる。地球の裏側に思いを馳せ越
年 する。せめて明るい結末を待つ。本年もドーゾヨロシクお願い致します。
1997 年 元 旦
☆少子化の現象と「暗い・困った社会」というイメージをもたれている高齢化社会
☆今後国民が等しく負担し合わなければならない隠れもしない借財(50兆円)
☆まさかの大規模金融機関・証券会社の破綻・空前の不況という昨今の社会の様相
朝日新聞の連載記事に、次のような川柳が記述されていました。
「老人は 死んで下さい 国のため」・・・・・・・・・・〔提起・提案〕
「苦労して 豊かな国に 誰がした」・・・・・・・・・・〔投げ返し〕
「死になさい 生きて下さい 迷わせる」・・・・・・・〔受け止め・感想〕
この川柳の意味合い どの階層も心の中では 複雑に感じる事でしょう。
本年もよろしく お願い致します。
平成 10 年 元 旦
[田舎の○○会社を、昨年5月リタイヤー致しました]
不器用な高年ですが「パソコン」と仲良くしようといろいろ詮索しています。
ML(mailing
list)に参加して、多くの若い方々と「電子メール」で意見の
交換をしながら楽しんで居ります。
電子メールの署名欄 「追伸」に
一休禅師(?)さんの こんな言葉を付けている 若者が居ます。
この道いけば どうなるものか
危ぶむ なかれ 危ぶめば 道なし
踏み出せば その一歩が 道 となる。
平成 11 年 元旦
2000年の賀状は?
どんな スタイルに なるやら
中日が優勝する年には 政変が 起こるらしい???・・・・・
今までに中日がリーグでウインナーとなった年
[1954年]
[1974年]
[1982年]
[1988年]
(隠れ阪神フアンだったりする)
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