現在進行形の導入場面
兵庫県豊岡市
谷口 裕
『英語授業「導入・展開・まとめ」を楽しくするアイディア33』(明治図書)の中にある、大北修一氏の実践「be going to は食べて飲んで」の修正追試である。その中の、現在進行形の部分を使ってみた。
3年前に2年生で実施した「be going to の導入場面」、昨年度3年生で実施した「現在完了(完了・結果)の導入場面」も同類の導入法である。
<準備物>
@オレンジジュースの入ったペットボトル1本
Aせんべい1〜2枚
<導入の流れ>
英文はすべてALTが私の動作を確認しながら生徒に向かって言う。
オレンジジュースの入ったペットボトルを取り出して見せながら。
Mt. Taniguchi likes orange juice very much.
He drinks it every day.
ペットボトルのふたを開け、オレンジジュースを飲みながら。
He is drinking it now.
せんべいを1枚取り出し、食べながら。
Mr. Taniguchi likes sembei very much.
He is eating it now.
生徒たちは私の意外な行動に対して、ニコニコとしながら見入っていた。
<板 書>
He drinks orange juice every day.
He is drinking orange juice now.am
is + 動詞ing
are
〜しているところ
<留意点>
現在の習慣をあらわす文(動詞の現在形を用いた文)である"He drinks it every day."と、現在動作が進行中であることをあらわした文("be + _ing"を用いた文)である"He is drinking it now."を対比させた。
「現在進行形」とういう用語には軽くふれるだけで、この後口頭練習と書き換え問題を行った。