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行動指針

 1 私たちは、患者様、また患者様からの検体を大切にして、検査を正確に行います。
 2 私たちは、新しい医療技術を学習し、新しい検査を行い、また医療事故のない検査室に努めます。
 3 私たちは、仕事の流れを考えながら、患者様に少しでも早く検査結果が提供できるよう努めます。



ご案内

 臨床検査技師3名と事務職員1名により検査室の運営を行なっています。
 緊急、外来検体は30分以内に検査結果を返す事を目標とし、診療のスムーズ化に努めております。
 また、血液、生化学、尿検査等ほとんどの検査に対して、患者様自身がデータを管理できるよう、診察後検査結果をお渡しし、検査窓口では常時、検査に関する相談も受け付けています。


・・・生化学検査・・・
 主にSiemens社、Dimennsion RXL Maxにて検査を行っており、生化学では33項目、一時間では788項目を処理する事が可能です。
 肝機能、腎機能等の一般的な検査の他、今問題となっておりますメタボリック・シンドロームの検査結果もその日の外来にて知ることが出来ます。
 また、cobas h232により、心不全の進行度、心筋梗塞、血栓の評価等も迅速に行っています。


・・・免疫検査・・・
 Sysmex社、HISCL-2000@にて各種腫瘍マーカー、感染症、甲状腺関係の検査を行い、即日検査報告できる事で、診断および治療の早期開始を可能としています。

・・・血液検査・・・

 白血球、赤血球、血色素、ヘマトクリット値、血小板、血液分類等の検査をシスメックス社のXT−2000iにて、血液の凝固関係の検査を同社、CA510にて処理しております。これら最新の機器により、検査結果を迅速かつ正確に報告することで貧血や白血病の血液疾患のスクリーニング及び慢性疾患のデータ管理に役立てています。

・・・血液ガス検査・・・
 血液ガス分析機(アイ・エルジャパン社 GEM3500)にて血中の酸素、二酸化炭素濃度を瞬時に知ることが出来、緊急の患者様の状態を素早く把握する事が可能です。

・・・一般検査・・・
 尿中の蛋白、糖、潜血等を尿自動分析装置(Siemens社 クリニテック500)を用いて測定することにより、より正確で顕微なデータを捕らえることが可能です。同時に顕微鏡で尿中の細胞等を鏡検することで膀胱や心臓の病態も判断し、これらの検査をオンライン化することにより、迅速で正確な報告を心がけています。
 また、尿中の微量名蛋白を測定することで、糖尿病による腎障害を早期に発見し、重症化を防ぐ検査も行なっております。
 その他、インフルエンザ、マイコプラズマ、A郡β溶血連鎖球菌、ノロウィルス等の感染の有無も30分以内の報告が可能です。

・・・輸血検査・・・
 輸血血液製剤を検査室で一元管理することにより、血液センターへの血液発注及び輸血検査の迅速化を図り緊急時に一刻も早く輸血できるよう努めています。
 また、2ヶ月に一度、輸血療法委員会を開催し、輸血の安全性等を管理しています。

・・・生理機能検査・・・
 心電図、ホルター心電図(24時間心電図記録装置)等の機器により早期、慢性の心疾患を見つけることが出来ます。また、ホルター心電図は中小病院としては珍しく、院内で解析及び所見を行い、最短、翌日の報告を可能とし、不整脈に対しての診断、早期治療開始出来る体制を整えています。
 肺機能検査機では喘息などの呼吸器疾患の有無を調べることが出来ます。
 また、血圧脈波検査装置(フクダ電子 VaSera VS-1000)により動脈の硬さ(CAVI)、足の動脈の詰まり(ABI)を調べ、血管の動脈硬化の進行具合及び血管年齢を検査しています。
 CAVIとは、大動脈を含む「心臓から足首まで」の動脈の硬さを反映する指標で、動脈硬化が進行するほど高い値となります。大動脈の弾力性の低下は心疾患の発症や予後を規定する因子となることが知られており、これを測定することにより早期診断と管理に役立ちます。また「動脈硬化スクリーニングの指標」「生活習慣病のマーカー」「生活習慣病治療のフォローアップ」等にも利用出来ます。
 ABIとは、下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標で、上腕と足首の血圧から算出され、末梢動脈疾患の早期発見に有用です。末梢動脈疾患は、心血管疾患や脳血管疾患など他臓器障害との合併が多く見られることからも、早期発見が重要です。また、閉塞性動脈硬化症(ASO)のスクリーニング及び術後のフォロー、大動脈炎症候群や鎖骨下動脈閉塞等の上腕動脈の異常も検出出来ます。
 検査は外来にて常時可能です。検査時間は約10分、検査費用は400円程度(保険適用で3割負担の場合)です。結果のレポートをお渡しすることが出来ます。担当医にお気軽にご相談ください。

・・・超音波検査・・・
 
心臓、腹部、その他表在組織の超音波検査を行なっています。
 心臓超音波検査では、各種測定をはじめ、収縮機能、拡張機能を判断することで、心不全の重症度を調べ、的確な治療が出来るよう努めています。また、急性の心筋梗塞をいち早く見つけ、報告出来るよう対応しています。
 腹部超音波検査では病態を肉眼で判断するほか、血流量や血流向を調べることで、組織の機能評価も行なっています。

・・・頚部血管エコー検査・・・
 動脈硬化症とは、動脈の内側にプラーク(血管の壁に沈着した脂肪の塊など)が発生し、長時間かけて血液を流れにくくしたり、血管を硬くしたりする病気で、はがれたプラークが脳や心臓の血管を塞ぎ脳梗塞や心筋梗塞を起こす恐ろしい病気です。また、硬くなり弾力性がなくなった血管は、血圧が高くなると破裂しやすく脳卒中などを引き起こします。
 首の横を走る頚動脈は、欧米では”動脈硬化の窓”とも呼ばれ、頚部血管エコー(頚動脈超音波検査)で動脈硬化を診断するのに大変都合のよい場所です。検査方法は、頚動脈のところにゼリーを塗り、プローブと呼ばれる棒でなぞるだけで、痛みなどはありません。頚動脈や椎骨の動脈がプラークにより詰まったり流れづらくなっていないか、逆流がないかなどを調べます。また、頚部血管エコーは、狭心症、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症などの補助診断にも役立てられています。
 プラークは、放っておくと年間約9%の割合で大きくなると言われています。早期に動脈硬化を発見し、薬や生活改善などの適切な治療を行いましょう。
 検査費用は、1000円程度(保険適用で3割負担の人の場合)です。

次のような症状などに心当たりがある人は、一度主治医にご相談ください。
 ・目の前に物がチラつく
 ・手足の痺れがある
 ・首を後ろに回したり、手を上げるとめまいがする
 ・糖尿病を患っている
 ・コレステロールが高い
 ・タバコを吸ったり、酒をよく飲む
 ・心臓の病気をした、または家族に心臓病や脳梗塞、脳卒中の人がいる


 24時間、365日、通常検査及び緊急検査に対応し、町民の皆様の健康を支えてまいります。当検査室には検査相談窓口を設けておりますので、検査に関して分からないこと、疑問に思うことがあれば遠慮なくスタッフに声をお掛けください。


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TEL:0796-36-1166
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〒669-6543
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