竹田の家具作りの歴史は古く、今からおよそ約400年前、時の城主赤松広秀公が漆器作りを奨励し、神子畑に住んでいた木地師をよんだのが始まりといわれます。天保末期頃より木製家具の生産技術を導入したのち幾多の変遷を経て、昭和30年頃から婚礼家具の産地として発展してきました。家具の製造工程でいくら機械化が進んでも、ひきだしなどの重要な部分は手作りにこだわる。そんな職人の一徹さが、使いこまれてこそ価値がわかる、美しくて丈夫な竹田の家具を作り出してきました。家具の本場・竹田では製造工場と直販店を両立させているところが多く、良い品をより安く買うことができると好評です。